導入事例
長年にわたり、決算や税等に関する機密文書を、書庫から溢れる程の大量保管。今までは、クリーンセンターに社員が運び焼却処分を行っておりましたが、情報漏洩や労働災害のリスクから、今回出張による復元不可能な裁断を現地で行い、裁断した文書は上質用紙にリサイクルする環境配慮と、リスク回避の安全確保を実現しました。
近年、Emotetやランサムウェア等のサイバー攻撃が企業規模問わず中小企業でも猛威を振るっております。そのため、警察や中小企業団体でも頻繁に注意喚起をしており、サイバー攻撃による大切なデータの暗号化や漏洩・消去等の被害が大きな経営リスクとなっていと報告されています。特にランサムウェアは、ネットワーク内のファイルのみならず「最後の砦となるバックアップファイル」まで全て暗号化し、業務を完全にストップさせてしまいます。万が一被害に会った場合、その対策として「バックアップファイル」をランサムウェアから守る機器(オンプレ)とクラウドへの保管により、サイバー攻撃のみならず、自然災害にも対応し、BCP対策も万全にしました。
勤務形態が様々で、特に直行・直帰のメンバーに対する勤怠管理は、今まで紙による月報ベースで勤怠集計を行っており、締日になると確認作業や集計作業に時間を費やし、非常に工数が掛かっておりました。それを解消するために、AMANO社の「クラウド勤怠管理」を低コストで導入し、出先からのスマートフォンによる簡単打刻で、タイムリーな実績管理とシームレスな給与システム連携を実現し、作業時間の大幅な削減と集計のミスをなくす事に成功しました。
2023年10月1日に施行される「インボイス制度」の対応をするために、長年利用していた「販売管理専用機」から、大手パッケージソフトメーカーの販売管理システムに入替を実施。ポイントになったのは、専用機からの取引マスタ・商品マスタ・伝票データの新システムへのデータコンバート。商品アイテム・伝票データが膨大な数であったが、無事コンバート完了!これで「適格請求書の発行」が行える準備が出来たので、安心して10月を迎えられそうです。
インターネットでの取引が多いことと、近年増加し続けているマルウェアや標的型攻撃など様々な脅威から包括的に社内ネットワークを保護し、個人情報の漏洩等を防ぐため、YAMAHA社の「UTX100」を導入。アプライアンスレポートを確認すると、
「侵入・攻撃イベント」のインシデント数が100超え
「危険にさらされたホスト」のインシデント数が80近くと、目には見えない脅威を確認することができ、UTMを導入したことによる効果を、早速実感して頂けました。※お客様と毎月レポートの確認と共有を実施し、安心して業務に取り組んで頂いております。
2022年1月から施行された「電子帳簿保存法」の対応に加え、事務所内にある膨大な資料を削減するため、クラウド保管サービスと複合機を連携させ、事務所内の「証憑保管」及び「ペーパーレス化」を実現。顧問先企業からの相談も多い中、会計事務所様自らが取り組み、顧問先企業にも展開。顧問先企業がアップロードした電子証憑の共有を行い、財務仕訳の確認にも一役。電子帳簿保存に特化したサービスを導入したため、証憑保存の一元管理にも成功!
LANケーブル経年劣化の懸念と次世代通信システムに備えるため、LAN配線に加えネットワーク機器の総入れ替えを実施。LANケーブルは最新規格に変更、ネットワーク機器はルーターからスイッチ全てをYAMAHA製に統一した事により、10ギガビット対応ルーターを基点にLANマップ機能でのLANの見える化を実現し、サーバーやデーターベースのアクセス高速化とネットワーク状況の可視化に成功!
成型機毎に、ISOに準拠させた数種類の日報をEXCELで作成・印刷後、現場が手書きで十数項目を入力し、管理者の確認・決裁を行っていたため、確認の遅延や日報書類が山積みとなり、必要時の閲覧に時間を要していたが、Cybozu社のKintoneをベースに電子化。現場はタブレットで入力し、確認・決裁はワークフローを組み込み、メール配信等でスピーディな対応を実現。また、成型機毎の稼働時間等の集計もタイムリーに行う事ができ、生産性の向上にも成功!
以前はコミュニケーションの手段としてメールが中心、そして予定表の共有は別ツールを使用しており、そのために情報の一元管理ができていませんでした。今回のDX化検討を機に、アドミ部門を中心にマイクロソフト社の「Microsoft365」を導入し、メール代わりにTeams・別ツールで共有していた予定表はExchangeOnline・頻繁に参照するデータはSharePointに切り替えた事で、一元管理とデバイスフリーを実現し、情報共有のスピード化を図り、ビジネスの停滞を防ぐことに成功!
長野県内にある工場の町と海外にも拠点を置く「S工業様」で、DX化に向け「プロジェクト型導入支援」を始動!!
製造部門の管理責任者と経営層で、まずは業務フローの整理とドリルダウンをしたプロセスの棚卸を行った上で、課題抽出とあるべき姿に対するFit&Gapを行う。…社長にも参加して頂きました。
大きな課題は、Excelの属人的管理とデータ連携の不整合による各部署の重複作業…etc
各プロセスに対し、約20項目の内容を整理した事で、「電子化の可否」と「優先順位付け」が明確になりました。次のアクションアイテムは、何で電子化をするかの議論となります。